ジャン& ジャン・ルイ・トラペ / ブルゴーニュ・パステゥグラン・ア・ミニマ [2017]
残念ながらこのワインは既に売り切れだが非常に印象的だったのでコメントを書きたい。
通常最近のワインは果実の良さを前面に打ち出すワインが多く非常に綺麗で飲みやすい。その質感の高さを追求する様なところがあるが、このワインはちょっと違う。質感は非常に高いのだが、独特の味わいがある。茎や土ちょっと変な味がするなとすら感じてしまうようなところがある。しかし葡萄本来の味わいとは甘くて美味しいだけではない。収穫は糖度が上がりきる前だろうか。比較的ドライでそれでいて早熟。ちょっと面白いワイン。そしてジャン・ルイ・トラペならではの明確な意思が感じられる。私は一歩抜きんでた才能とみる。
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2020.10.20 02:02