使い回しが出来る蒸し鶏2種の作り方

蒸し鶏は作っておけばけっこう使い回しが効くので重宝します。通常の蒸し鶏は水からじっくり温度を上げて80度くらいになったらふたをしておいておく。沸騰させなければ肉は凄く軟らかく仕上がるのです。そしてもう一つの作り方が本当に蒸し器で蒸すやり方。これはわりとオリジナルですが絶品です!


材料

 蒸し鶏(低温調理バーション)

◎鶏のもも肉(胸肉でもよい、もも肉の方がスープがより味わい深くなる)

◎長ネギの青い部分 包丁で上から叩いておく

◎ショウガスライス3〜4枚

◎塩


 蒸し鶏(蒸し器を使うバージョン)

◎鶏もも肉(胸肉でもよい)

◎長ネギの青い部分 包丁で上から叩いておく

◎ショウガスライス3〜4枚

◎八角一個

◎干しエビ3個

◎セロリの葉多め

◎塩

◎胡椒


作り方

 蒸し鶏(低温調理バーション)

もともと中華料理屋などではスープは大きな寸胴で作っているので多分80度くらいでずっと置いてあると思うのでその中に丸鶏と入れて蒸し鶏を作っています。

家庭ではどうやるか。

◎鶏もも肉を鍋に入れてもも肉が完全にかぶるより多めの水を入れる。(あまり入れすぎるとスープが薄まる、スープも別の料理に使えるので)

◎そこにネギとショウガを入れて極弱火でゆっくりと火を入れていく。

◎基本80度になったら火を止めるが、温度計がなかったら沸騰させない程度の感じで火を止めふたをしておく。ふたをして30分で出来上がり。

◎スープは漉して別の料理に使います。

◎もも肉は一度洗って、もも肉を入れる容器に塩水を作る。塩水の濃度はスープくらいの感じ。この塩水につけて冷蔵庫で保管する。自然に塩水の塩分が鶏に入り味がつきもちもよくなる。3日くらいは大丈夫。

◎キュウリやネギと一緒に中華誰で蒸し鶏。棒々鶏、鶏のサラダ。一枚をそのままオリーブオイルで皮目から焼いてソテーにしても。カオマンガイなどなど。使える要理は幅広い。


 蒸し鶏(蒸し器を使うバージョン)

◎もも肉に塩(わりとしっかり)・胡椒をする。鶏肉は横に端と端がくっつく程度に巻いておく。

◎ボールか容器に鶏もも肉を置いたら上の写真のように材料を全て入れる。

◎蒸し始める。できあがりの目安はもも肉の三分の二位まで蒸したスープがたまった頃。最大40分(これ以上蒸すと鶏肉の味が抜けすぎてしまいます)

スープを舐めてちょうどいい加減でもよい。

◎容器にもも肉を入れ、スープを漉して容器に入れる。冷めたら冷蔵庫へ。3日くらいは大丈夫。

◎次の日、開けてみるとあ〜ら不思議。スープが固まってる。ぷるんぷるん。

コラーゲンなのだ。鶏にした塩味がそのままスープについている。

◎そのまま切ってプルプルのコラーゲンスープとそのままいただくと超美味しい!

キュウリ、ネギやパクチーを添えてもいい。使い回しが効かないわけではないがこの料理はこのままでかなり美味しい!


参考

◎低温調理バージョンは絶対に沸騰させてはいけない。鶏肉が固くなってしまうのだ。

◎蒸し器バージョンはしっかりと蒸したときにたまるスープができるまで蒸し続けること。このスープは詰まった感じの味わいで超美味しい!入れた素材や香辛料の香りが強すぎずほんのりとあってこれがまたよい。

☆蒸し鶏のジュレ添え 蒸し鶏(蒸し器を使うバージョン)


相性の良いワイン

低温調理バージョンはそのあとの料理によって違ってくるので今回は蒸し器を使うバージョンで選んでいきます。


◎ドライな泡ならどれでも


◎ムーラン・ド・ガサック / テラス・ド・ギレム・ブラン

◎ドメーヌ・ロワイエ / ブルゴーニュ・アリゴテ

◎ドメーヌ・デ・オー・ペミオン / セレクション・デ・ムスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ

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